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『事例でわかる 物語マーケティング』ーシェアされるための1つの手法

私もそうですが、企業のブランド担当者やマーケターがいま一番頭を悩ませているのは「どうやったらシェアしてもらえるのか」ということではないでしょうか?

本書は、この課題を解決する1つの手法が書かれた本でしょう。どういう情報の伝え方をしたら消費者に“自分ゴト”として感じてもらえるかについて、独自の方法論が展開されています。

本書の主張は、“物語をマーケティングに使え!”というものですが、これは現在ソーシャルメディア上のコミュニケーションで盛んに言われている「ストーリーを語ること」に通じると思います。007年に発行された本なので、もちろんfacebookなどのソーシャルメディアについての記述がある訳ではありません。ですが、その方法論は現在でも十分通用する良書です。

ちなみに、ストーリーを語ることの重要性については、株式会社ソーシャルメディア研究所の熊谷仁美さんのブログに良い記事があるので、こちらをどうぞ。

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